東日本大震災から、丁度1年が経ちました。
私達が感じる1年と震災にあわれた方達が感じる1年とでは、大きな差があると感じます。
瓦礫の処理など依然として進んでおらず、復興のスピードが遅く感じられます。
この写真は1年前の震災の翌週に仙台に救援物資を届けたリストです。
ガソリン調達が困難だった事、高速道路が封鎖されてた事など思い出されます。
水も電気もガスも何にもなかった時です。
これは仙台港(社員の自宅近く)付近の写真です。
よくテレビなどで目にする写真が続きます。
1年前の3月下旬、石巻港、南相馬市をまわってきた時の写真です。
テレビでは伝わらない、強烈な匂いが印象的だった事、
伝えられてる通り南相馬市付近には人がほとんどいなかった事が印象的でした。
当社と取引のあるお客様も、社員もその家族も多数被災しました。
家や店舗が倒壊し、津波に家が流され、亡くなった方、依然として行方がわからない方、
多数います。そして今も放射能の影響で家に帰れない、故郷を離れるしかない人達にとって、
震災はまだ続いているのだという事。人間として、日本人として心に刻み、
決して風化させてはいけない。1年を区切りとしてはいけない。
復興を見届け、被災された方々が少なくとも以前と同じ生活ができるようになるまで、私達はこの大惨事を伝えていかなければならないと思いました。それでも亡くなった尊い命は戻らないのだから。